たとえば、コロッケにもタイムラインがあります。サクッときてその後ホクホクする食感や、ガツンとくるソースと油のうま味からの中和する芋の安心感、包み紙を通してじんわりと伝わる熱さ、衣と包み紙の擦れるガサガサした音、などの複合タイムラインですよね。フォーマットとしては静的な絵画も、最初にここを見て、次にあちらを見るだろう、あるいは近づいたり離れて見たくなる、という、視点の誘導に時間軸があるということが絵画の要件になってくる。
February 02, 2021
若林恵 2017
メディアをやってて思うのは、当たり前だけど、あらゆる記事ってユニークなものとしてしかないわけ。同じ記事って二度と出ないの。稀に出たとしてもコンテキストが変わったから出るわけだし。だから、ある記事を分析してそれが読まれた要因を因数分解していっても、じゃあ次の記事をつくるのにそれが役に立つかって言ったらそうでもないんだよね。
―ふーん。そういうもんなんすかね。
それに、これ、そもそも考え方自体に矛盾があるんだよ。だってそうじゃん。「何一つ再現されない」っていう前提のなかで動いているものから再現性を取り出そうって、そのこと自体になんの意味もないんだもん。そりゃ探せば何かは出てくるかもしんないよ。でも、それがわかったところで次にやることといえば、「じゃあ、それとは違うことやろうぜ」ってことでしかないから。
―ひねくれてんなあ(笑)。
ちがうんだよ。むしろそれがヒトの本質なんだ、ってさっき挙げた本は言ってるわけ。デザインの起源は「違うもの」とか「無用なもの」をつくるところにあるって。人間を突き動かしてきたのは「機能」の追究なんかじゃないんだよ。道具というものの起源として、よく石を涙のかたちに削りだした「手斧」がよく参照されるけど、あれに関して重要なのは、「それが使われた形跡がない」ってことなんだよ。で、本のなかにマーシャル・マクルーハンの引用があるんだけど、それがめちゃくちゃいいの。
―ほお。
「機能するということは時代遅れであるということである」。よくない?
太田光 2021
――先ほど「受け取る側も想像力が求められている」と。いくつもの厄介ごとを乗り越えるために、どうしたら想像力を高めてもらえますか。
それがわかれば俺、もっと売れてるんですよ(笑)。常にテッパン、爆笑をとれる芸人になっている。だからそれは本当に、俺にとっても課題だし。みんなが共感できるものを発信したいわけですから、我々は。
September 04, 2015
盛田 諒 2015
April 04, 2013
鳥山明 2013
メッセージとか、感動とかは他の漫画家が描いてくれています。
漫画はコネや大金をつぎ込んでも通用しない実力だけの勝負の世界です。
世界を意識するわけでもなく、大金をもうけようとするわけでもなく、ただひたすら楽しんでもらおうと思って睡眠時間も削り、懸命に創りあげている。その作家たちの純粋さがいいのではないでしょうか。
March 08, 2013
Letterpress
●概要
・2人で対戦するiPhoneパズルゲーム。基本は無料。
・iOS端末、Game Centerアカウント必須。
・リリースは去年10月。ここ数日でアプリの評価がぐんぐん増えてる。
・iTunesリンクはこちら→letterpress
・本日(2013/3/7)バージョンアップして1.4に。
* * *
●基本ルール
・アルファベットが描かれた25個のタイルの中からいくつかを選んで、英単語を作る。
・英単語としてアプリに認められると、タイルの色が自分の色に変わる。
・相手と順番に単語を作っていき、すべてのタイルに色がつくまでやる。
・最終的に、どちらの色が多いかで勝敗が決まる。
(両方がパスしてもゲームは終了。)
●詳細ルール「ディフェンス」
・「上下左右を同じ色に囲まれた色つきタイル」は、濃い色に変わり、守られる。
・濃い色のタイルは、相手に選ばれても色が変わらない。
・「上下左右のノーマルタイル」のどれかが相手に取られると、濃い色はノーマルに戻る。
●詳細ルール「投稿できる単語」
・一度投稿した単語は投稿できない。
・「一度投稿した単語を短くしただけの単語」も投稿できない。「ARTIST」が投稿されていたら、「ART」はダメ。
・「一度投稿した単語が含まれる単語」はOK。「ARTIST」が投稿されてても、「ARTISTS」はOK。
・固有名詞は投稿できない(はず)。※辞書の精度はバージョンアップで更新される模様。
* * *
●対戦相手
・iOSのGame Center(GS)に登録されている自分の「友達」、あるいはGame Centerによりランダムに選ばれる「世界中の誰か」が対戦相手。
・ちなみに、GSに友達を登録するためには、友達のGSアカウント名を知っている必要がある。(Twitterや連絡帳からは検索できない(はず)。なので本人に直接聞くしかない様子。ここが非常に残念。)
●「誰か」と対戦する場合
・「ランダムに選ばれる誰か」の場合、たいてい外国人なので、英語力に差がありすぎて、逆におもしろい。知らない単語をバンバン入れてくる。
・この場合、負けても傷つかないし、勝てると嬉しい。
・時差の関係か、一日の中で限られた時間帯しかゲームが進まない。それもなんだかよい。
●ちょっとした問題
・GS上の友達を対戦相手に選ぶ際、相手がGCの設定で「ゲームへの招待」をオフにしていると、ゲームがスタートできない。(これはGS側の仕様なので仕方がないが、非常に残念。)
※GSの設定変更は、GSアプリを開き、「自分」タブ→「アカウント:(メールアドレス)」タップ→「アカウントを表示」から可能。
●リマッチ(iOS6版のみ)
・プレイ終了後、リマッチ(同じ相手と再度対戦)することができる。
(iOS5版の場合、ランダムに選ばれた対戦相手とは、基本的に再度戦うことができない。
※GS上でアカウント名を入力して友達申請し、相手が受け入れてくれれば対戦できないことはない。)
* * *
●遊び方の2大方針
A:とにかく相手を倒すために頑張る。相手の色のタイルを積極的に使い、なるべく長い単語を作る。自分の色を寄せて、タイルをディフェンスする。相手の色のタイルのみで、メジャーかつ長い単語を作れた時の優越感を味わう。
B:相手と協力して、とにかくたくさんの単語を投稿できるように頑張る。出現頻度の少なそうな文字(Q、Zなど)を1つだけ残した状態で、勝敗をあえてつけずに続ける。→例
●技(※多用すると相手に嫌われる)
・相手の入れた単語の一文字か二文字を変えて返す。
・「過去に投稿された単語一覧」から、変化させられそうな単語を選ぶ。
●操作TIPS
・ゲーム中「CLEAR」ボタン長押しで状態保存できる
・ゲーム中、単語をつくった状態でシェイクするとタイルがシャッフルされる
●無料版とアップグレード(UG)版の違い
・無料版は同時にできるゲームが2個まで(UG版は無制限)
・UG版ではテーマ(タイルの色)を選べる。
・UG版では、プレイ中のゲームの「それまでに投稿された単語一覧」を確認できる。
※知らない外人とゲームしだすと、彼らとのゲームの進み具合が遅いので、同時に3ゲーム以上やりたくなって、ついUGしてしまう(という仕掛け)。ただし同時に4~5ゲームやると飽きる傾向も。
●開発者・UI
・Tweetieの作者が作っている。Twitterに買われたあと、再度独立してこのアプリを制作。
参考記事:
「公式クライアント作者のLoren Brichter、Twitterを退社して次のステップへ」
'Tweetie' Developer Loren Brichter's Next Project is an iOS Game・ローディングアイコン、メッセージの出方などかなり独特。
・ローディングアイコンは、アイコンの回転方向が5回に1回逆になる。
・ダイアログボックスは下にフリックすると消せる。消えるとき、角度がランダムに変わって落ちていく。(Tweetbotも斜めに落ちていくが、角度は一定。)
・音もTweetieやTweetbotに近い。
●多言語
・公式曰く、
The hard part is finding really comprehensive word lists for all these other languages.
・なぜかGooglePlayにドイツ語と英語に対応した有料のがある。コピーアプリか。
(別の作者。トンマナも違う。有料なので内容は未確認。)
* * *
●アプリサイト
March 17, 2012
ダウンタウン 2012
浜田雅功:松本さんどうなんですか
松本人志:これはね、あの~昔あったでしょ『ポケットミュージカルス』って、われわれの頃ね
浜田:花月のね
松本:ネタがあって、その後新喜劇の間にね。前にまだ『ポケットミュージカルス』って軽い歌ありなんやらみたいな、歌あり笑いありのようなね、そういうの 何かやってみようかっていうね。えぇ、われわれ、ちょっと考えております。本当にどのくらいのお金があるのかも分からないですけれども、ぜひ本当にいろんな人に観てもらって・・・
浜田:いやいやいや、それ何のお金の話をしてるの
松本:いや、本当にすごい稼働率ですからこれ
浜田:はいはいはい
松本:これ、どうすんのかなぁって思って。ねぇ、だからそのいろんなタレントさん連れて大阪まで行って
浜田:声がちっちゃいなぁ
松本:ねぇ、本当に大変ですよ
浜田:そこはまぁ会社が考えるでしょ。それはあんだけ出すんやから
松本:ねぇ、まぁ、そんなんですよ
浜田:そんなんで頑張ります
January 08, 2012
本明朝とMS明朝(2)
エレメントなどの細かい違いはあれど、ほぼ同じ骨格の2つの書体。
ただし、いくつかの文字は、骨格からして大きく違うようだ。具体例を挙げる。
◎ひらがなの「も」
2画目が1画目を突き出るかどうか、が異なる。また、1画目のふところの広さ(カーブの大きさ)も異なっている。◎ひらがなの「ま」
1画目と2画目がつながっているかどうか、が異なる。◎漢数字の「二」
1画目と2画目の間隔が異なる。また、横画の起筆部のエレメントが異なっている。ちなみに、この横画のエレメントの違いは、ほとんどすべての漢字で見られる。(上記の「年」がその一例)
◎読点「、」
「、」は、何となく形が異なる。本明朝は丸っこい形。MS明朝は直線的な形。
January 06, 2012
石橋貴明 2011.12
「木梨は、本人にハングリー精神がないだけで、本気を出せば東のトップに立てる。彼には資質がある。うらやましい。」
「テレビのフレーム(視聴者が見れる画面のことでは?)の中だけで面白いことをやるのではだめ。その外で、もっと面白いことをやっていそうだ、と期待させなければいけない。」
「コンビで出てきた人間は、コンビでしか出てこれなかった人間。半人前だということだ。」
September 09, 2011
アプリ
iOS用のアプリです。
メールから投稿することもできるので、わざわざアプリ?という風にも思ったりするが、
でもiPhoneのメールアプリから投稿すると勝手に改行されてしまったりするので、アプリがあったらそれはそれでいいのかもしれません。
ひとつ、
アプリ内の、新規投稿ボタンの、
鉛筆マークが、なんか変ですよ、ブロガーさん。
June 05, 2011
結婚式他
それぞれにそれぞれなりの特徴があって、同じ結婚式といえど、随分違うものだなあ、と
終わってみて思っている。
また来月も、それから年末も、さらに来年の前半にも、
それぞれ結婚式があることが既に決まっている。
そういう年齢にさしかかっているということなのか、今年はいつになく多い。
すでに二式さらに三式ごうけい五式に及ぶ可能性がある。
今日家に帰ってくると、ネットで購入したCDアルバムが届いていた。
あるネットショップで買うと、作者本人が直筆で、購入者のフルネームをジャケットにサインしてくれる、ということで、ショップからは「もしかすると発送が随分遅くなるかもしれません」と言われていた。
なので、気長に待つつもりだったのだが、意外に早く届いた。注文が少なかったのか。
もともと、買うつもりではなかったのだ。
サインしてくれることも知っていたけれど、買おうとまでは思っていなかった。
(図書館で借りようと思っていた)
しかし、雑誌のインタビューで作者が「これが成功したら、2枚目を出せる」と言っていたのを読んで、
買うことにした。投票のようなもの、だ。
March 10, 2011
February 12, 2011
富永朋信 2011年
・ストレートに高らかにモノを言うよりは、笑いとともに伝えたほうがメッセージに対する拒否反応がマイルドになり、受容性が上がるだろうという考えがあります。
・「声高に正論を叫ばれると心理的なバリアができてしまう」という点は、全てのコミュニケーションに、つまり、夫婦げんかにも広告にも共通する原則であると思います。
・組織の上に行けば行くほど、自社を礼賛するようなモードが強まるので、広告は承認プロセスを通過していく間に、どんどん正攻法・演説調になっていく傾向があるのではないかと思います。
(一部改変)
February 08, 2011
余命は週末のたびに
切られてしまう垣根がかわいそうということでは決してなく、かといって、あのように切っても切っても伸びてくる枝のことが憎いという訳でもない。まあ、正直に言ってぼくは、垣根に対して特別な感情を抱いてはいない。
垣根の前を通るたびに思う。ああ、伸びてるな、切らなきゃな。いつ切ろうかな、週末かな。と。こうして、ぼくたちは、いくつの週末を超えてきたのだろうか。
週末はいくつあってもありすぎることはない。無限にあってよい。そう言う人がこの世には多い。ぼくもそう思う人間のひとりだ。
週明けはなければない方がいい、という人もいるが、ぼくはそうは思わない。特にこれといった理由はないが、週明けは週明けで新鮮な感じがして、あってもよいのではないかと、思う。
いま、議会では、週明けと週末の需給バランスの規制に関する新しい法案が通過する見込みとのことで、メディアはいろめきたっている。国際社会における週末不足問題は、これまでさまざまな分野で、いろいろな専門家たちによって盛んに議論されてきたけれど、いまだ具体的な対応策の実施に踏み切ったという事例はない。ましてや国家レベルでの週末取引への介入など。さらに、それが週末不足に悩む先進国主導の動きともなれば。
ぼくが垣根に言われたのは、きみは、週末、僕を切るよりも、ほかにやることがあるんじゃないの?ということだったように思う。なのだけど、それが発端となって、こんな、カレンダーを塗り替えるくらいのおおごとに、ぼくが巻き込まれてしまうとは、その時、思いもしなかった。
垣根は、ぼくがなかなか切らないのをいいことに、いまこの瞬間も伸び続けている。来週か再来週には(あるいは、どんなにおそくとも再々来週には)とうとう、彼も切られてしまうということを、彼はまだ、聞かされていないのだ。
February 04, 2011
www.facebook.com/michelleshaprow
「勝手にレビュー」という、気に入ったCDや本について、勝手に書くというのを、
以前、WEB上でやって(公開して)いて、これからもやっていこうと思っているが、
それに載せてもいいくらいだ。
なぜそちらに載せないかというと、今日は眠いからだ。
そちらに載せるためにはいろいろと準備が必要であり、時間がかかる。推敲もしなければいけない。のだが、今日は眠い。
なら眠くないときにやればいいでしょう?ええ。そうなんですが、でも、今書きたいんです。
朝、車に乗っているときに、
普段は聞かないラジオをたまたまつけていたら、
普段と違うパーソナリティーが、それは流暢な英語で紹介していたのが、そのCDです。
それはもう流暢な英語で紹介していました。
しかも、ところどころ、ネイティブ発音ではわれわれ日本人にはわからないだろうという単語を、わざわざカタカナ発音で言い換えてくれたりして、
それはもう親切なパーソナリティーだなぁコノ人は、なんて思ったりしていました。
※残念ながら、彼は、普段のパーソナリティーがお休みのため、
臨時のピンチヒッターとしてパーソナリティをつとめていただけのようで、
もう来週からは登場しません。
なのでまた僕は普段どおりラジオを朝聴かなくなります。
そのピンチヒッターによる紹介もよかったのではあるけれど、それ以上に、CDの中身がよかった。
ちょうどいいところで車を降りなければいけなくなってしまった僕は、
車を降りてからも、iPhoneのアプリを立ち上げて、ネットラジオでその曲を聴き続けました。
曲が終わって、早速、アマゾンで、買おうかな、と思い、iPhoneの、アプリを立ち上げて、
検索してみたら、特に安くもなっていやしない。
でも、安くなっていなくたって、買おう、と、思うくらい、よかったんです。
なので、すぐに注文しようかな、と、思ったのですが、いや、まてよ、と。
今日、お昼にCD屋に行って、CD屋にあれば、買おう。そうすれば、帰りの電車で聴けるやないか!
もう、CDが届くまでの時間がもどかしいとおもうくらい、よかったんです。
なので、アマゾンでは注文しませんでした。
(しかし結局その日は仕事が忙しくてCD屋にはいけず、
翌々日になってようやくCD屋にいくことができたので、
ここでアマゾンの注文ボタンをおしておけば、そっちの方が早く手元に届いたわけなのですが、
それでも、アマゾンで注文しなかったことについて、後悔をしたりはしていないです。
なぜなら、僕は、翌々日、CDを買ったその足で、昼ごはんを食べるため、CD屋の近くの、
いまだかつて入ったことのない定食屋に入店したのですが、
その店がこれまたいいお店で、魚もとても美味しく・リーズナブルで・清潔・分煙、
かつ、メニューの字がとても好みの感じであったし、
おまけに僕の手持ちの現金が30円しかなかったせいで
やむを得ず利用することになった昼飯時のクレジットカードについても、
嫌な顔ひとつ見せず対応してくれた店員さんがその店にはいたのです。)
定食屋で、待ちきれずにCDをあけ、ライナーノーツを読んだのですが、
そのライナーノーツにも、いいことがたくさんかいてありました。
まだ、そのCDの情報はネット上にとても少なくて、参考にできるサイトなどもあまりないようなのですが、
ライナーノーツのおかげで、いろいろと、分かることができて、またよかった。
たとえば、2人いるプロデューサーは、それぞれもともと楽器は何をやっているのか、とか、
本人は、どういう大学を出ているのか、とか、何を学んできたのか、とか。
それらの情報が、また、「そりゃCDもいいに決まってるわ」と思えるようなものだったので、さらに、よかった。
話はここで終わり。
何が言いたいのか、よく分からなかったかもしれないが、
すいません、それでもいいや。今、書きたいことは、すべてかけたので。
あと、もし興味をもった人が、このCDを視聴するときは、
恐らく、モニターのスピーカー/イヤホンではなくて、
ステレオのスピーカーか、ヘッドホンで視聴した方が、いいと思います。
今、貼り付けようと思った視聴リンクを、ためしに聴いてみたけれど、全然、よくない。
February 03, 2011
adgt氏 2010年
上記の場合は、「楽しいこと」「リアリティがあること」というゴールがあります。しかし、そのゴールをいつも達成することは困難であったり、一見ゴール達成とは両立し得ないようなプロセスがゴールの前に存在することがしばしばあります。
かれらの発見というのは、一見同時には存在し得ないゴールとプロセスの関係性そのものを大きくシフトさせることなのです。つまり、あるプロセスを辿っていくとあるゴールにたどり着くという一方向の関係性ではなくて、"プロセスを辿っている行為そのものをゴールにしてしまった"のです。
October 26, 2010
簡単な感想
死んだあとの世界と死ぬまえの世界はほとんど同じで、それに気がつかなければ死んでも何も変わらない、でも死んだ人が、その違いに気づくと、もう元には戻れなくなる。う…
熱海の捜査官、というドラマに関して、どういう話だったのかは、まとめサイトなどを見ればいいと思うが、いろいろと考え出すと、怖くて眠れない。熱海にはしばらく行けない。
September 11, 2010
虫
正確に言うと、殺したかどうかはわからない。ティッシュで掴んで、軽く丸めて、ちょっと強めに握って、ゴミ箱にポイ、だ。ティッシュを開いて状態を確認した訳ではないので、もしかするとまだ生きていて、夜の間にティッシュの中から出てくるかもしれない、が、怖いのでそういう想像はしない。
とにかく、部屋の隅に置いてある藤のゴミ箱には、丸まったティッシュが山ほど入っている。ゴミ箱の周りにも、投げて、外れたティッシュ玉がいくつか転がっている。
温泉に来ている。ひとり。福島の山奥の、むかーしからあるというふるーい温泉宿の、旧館。本館は満室だった。どうもここは秘境温泉宿ということで知られているらしい。
八帖の和室に、机と座布団と、木製の鏡台と、衣紋掛け。あと三菱の扇風機とパナソニックの14インチ位のブラウン管テレビ。
温泉は三カ所。部屋の障子を開けて廊下に
…まただ。
二匹ヤった羽根アリだと思う。木の柱の中にたくさん住みついているのだろうか。
温泉は三カ所。部屋の障子を開けて廊下に出て、少し行って、階段を降りてまた少し行くとひとつ。
そこから100
…今度はでかい。ポトって畳に落ちて来た。なんだよ、なんなんだよ。何ムシだよ。泣きたいよ。飛ぶし。
ティッシュで潰すのは無理だと判断して空き缶の中に閉じ込めた。カタコトいっている…。しかし私にはこれ以上どうすることもできません。デカい虫ごめん。
そこから100段くらいの木の階段を下って行くと、ふたつめ。
ドアから外に出て、鉄の階段を降り、石の階段を降りると、みっつめ。これは露天風呂。
ちなみに、婦人風呂がさらにもう二つあるらしい。先の三つの風呂は、男湯という訳ではないのだそうだが、実質男湯だ。風呂についてはまた別途書こう。今は虫の話だ。
100万種類の虫が、多分100万匹ずつ生息している。僕はその中で寝なければいけない。ひとりで。信じられない。いや、嫌だという訳ではない。覚悟はしていたんだが、やはり怖い。
節足動物は人間にとって脅威だ。彼らは僕らとは全く違う進化をこれまで遂げてきていて、完全に独自だ。僕らとは言葉も違えば考え方も違う。何をするかわからない。お互い異質な存在で、相入れない関係なのだ。しかし、今日は彼らとともに寝なければいけない。まだ見知らぬ外国人のほうが、いや、まあ同じくらいかもしれないが。
さっき、二つ目の風呂に入ろうかとおもって、木の階段を降りようとしたら、まあ大変。暗い階段の天井から下がっている裸電球に蛾がたくさん。パタパタ、パタパタ。そして階段の床には、なぜか死にそうになってる蛾がまたたくさん、床の上でパタパタ、パタパタ。
あーもうだめ、無理ですごめんなさい、と誰にとでもなく謝りつつ引き返して、一つ目の風呂に入ってきたのです。こんなことなら虫がいない時期に来るんだったよ。
なお、仏教の教えによれば、たとえ節足動物であっても、殺生をした場合は必ず懺悔をしなければいけないのだそうだ。そうしないと地獄へ落ちてしまう、とのこと。皆さんもお気をつけくださいませ。今日は懺悔してもう寝ますおやすみなさいごめんなさい。
July 17, 2010
入院の記憶録
どうやらiPhoneから投稿しても余計な改行がされないことがわかったので、思う存分にノン改行できる。素晴らしいことだ。人はときに素晴らしいはずのことを当たり前と感じてしまう癖があるが、そういうことはなるべく避けたい。
先週の土曜日に入院して、今日でまる一週間。ちょうど7日前の今くらいの時間にベッドインした。5歳くらいで退院してから、とても久しぶりの入院。同じ病院というわけでもないので、懐かしいとかはないのだが、とおもっていたのだが、あったのだ。懐かしいことがあったのだ。
入院したその日から3日間、ぼくは一日二本の点滴を打った。初日に、その点滴の針を腕に刺したのだが、そのとき、あっ!と脳が反応したのだ。
僕はそもそも注射が大嫌いだ。自分の体から血が出ること全般がダメだ。それを直視できない。だから点滴の針を刺すときも目をつぶって横を向いていた。で、針が肘と手首の間の表側の皮膚に入って行く時、どうやら腕は覚えていたらしい。針が血管に入って行く時の違和感に、おかえり、と腕が言うのが聞こえた。針は無言だった。
点滴をしていて怖かったのは、空気が点滴のチューブを伝って血管に入って行くこと。少量なら人体に影響はないと言われているとのことだが、精神的によろしいものではない。
それから、夜になると点滴のチューブを外し(チューブは外すが針は外さない)、針部分に血が固まらないようにする薬を注入する。そのとき、おい看護師そんなに勢いよく薬剤を注入したら体内の血圧が急激に増加しておれはどうにかなってしまうんじゃないかと毎回不安になる。
さらに、点滴をしていない状態だと、針から血液が逆流して体外のチューブに流れ出す。その、体外に流れ出て時間が経った血液は、次回点滴時に体内へ強制的に戻すのだが、それが痛んだりしていないのかどうか毎回不安になる。
月曜、生検をとった。肋骨のあたりに局所麻酔をして、体内に針を刺し、内臓の組織を少量直接取り出すというアレです。これについてはもう考えたくない。恐怖で死ぬかとおもった。死ななかったのでよかった。
とにかく健康は奇跡だ。健康になったら、健康は奇跡だと言うことをみんなに伝える人になろうかと今は思っておる。
July 14, 2010
古い物語
病院の個室のテレビは無料なので、ずっとつけていてもいい。冷蔵庫も無料だ。何故かって?保険のきかない個室料がべらぼうに高いからだよ!そんだけ払ってんだ!エアコンだってつけっ放しにさせていただきます!
だからといってテレビをずっとつけているわけでもない。面白いのがあればつけておく。ニュースとか、選挙とか、テレビ小説などだ。民放の、普段あまりみないプライムタイムの番組は、うーん、あまりみていても何も感じない。だからなんだというのだ、と思ってしまう。
いわゆるザッピングをしていたら、アルフが映っていた。眼鏡のおじさん(声は小松政夫)もだ。てっきり、衛星放送かなにかの再放送かと思い、これはラッキーとみてみた。相変わらずよかった。笑あり涙あり。15分くらいしかみていないが、とてもよかった。
よくよく調べてみると、どうやら地上波で再放送をしているらしい。しかもDVDボックス(エネーチケー日本語吹き替え付き)も発売になっていると。さらに、これまで吹き替えがされなかった幻の話が、14年ぶりに所ジョージと小松政夫により吹き替えられ、放送されたのだという。去年の年末だという。半年遅かったか…。
もしかしたら、この文章は、妙な位置で改行が入ってしまっているかもしれない。iPhoneから送ると、こうなってしまうのだ。(なっていないのなら、そのバグは改善されたのだと思う)ある一定のルールに基づいて、一定文字数毎に改行コードを入れるという決まりになっているのだという。本来ならすぐ修正をしたいところなのだが、いかんせん今はパソコンに触ることができない場所だ生活しているので、出来ない。
いま、エネーチケーのアルフは80話台。あと20話程度で終了とのこと。DVDボックスは、25話ごとのパッケージで計4商品出ているので、なんともタイミングが悪い。
そして、こういうお金の話を考え出すと、今入っているべらぼうに高い個室の値段が頭に浮かんで来て、絶望する。一日で全部ボックス買えるやん…。何日入っていればいいのん…。例えそれ用の財布は別だとしても、だ。出費に代わりはない。
もっと高い保険に入っておけばよかったとか、個室を断固拒否すればよかったとか、そういう話ではなく、アレフの再放送をやっている、という話だ。とてもいい作品で、生まれてくる子供には必ず見せようと思う。なのでいずれ、DVDボックスは全て購入することになるだろう。
調べたところ、アレフの撮影は大変なものだったらしい。ぬいぐるみのために作られたセットが大掛かりかつ使いづらいもので、撮影時間は一話につき何十時間にも及んだという。その話を読んで、なおさらもう一度見ないと、という気になった。
なぜアレフが好きなのかはわからない。というか、そもそも、自分はアレフが好きだったということを、再放送をみるまで忘れていた。いや、再放送をみて、アレフが好きだということに気づいたか、あるいははじめてアレフが好きになったということかもしれない。とにかく今はアレフが好きだ。
アレフが、というよりも、アレフとおじさんの掛け合いの内容と、それを吹き替えている声優の演技が好きなんだと思う。たぶん字幕版だったらこんなに好きではないと思う。
ちなみに、フルハウスで吹き替えをしているダン?だか誰だか(たぶん父親)の声優は、バンキシャでナレーションをしているのではないか。あとかっこいいほうのお兄さんはマーティーの声を出していなかったか。あとひょうきんなほうのお兄さんは、カトゥーンアニメのアヒルぽい何かの声を…。それから、マーティーのほうは一時期トンガリの声優も声を出していたし、ドクは三宅裕司が声を出していたこともあった。まあ、三宅裕司と小松政夫では雲泥の差だがね。とにかくアレフの吹き替えは素晴らしい。間の取り方、声のテンション。ふざけていながら感動させる話の流れ。アメリカっぽい家族の雰囲気・リアクション。アレフの、大食漢で機械いじりが天才的な宇宙人という設定。挙げればキリがないがまあこんなところだろうと思う。
おや?どこからかアルフのことをアレフと書いていないか?まずいな…。アルフです。全て置換して読んでください。iPhoneでは効率的な置換ができません。アルフ、です。訂正します。
アレフのような、しっかりとした脚本・演出・キャストの物語は、昔はたくさんあった。今のプライムタイムのテレビに、そんな高度な番組は存在しない。適当に、作家という名を名乗ったただのバラエティー好きが、深夜に会議っぽいものをして練りあげた風の台本のような何か、に沿って、タレント的な人物がしゃべる。まあそれはバラエティーの手法として昔からあったんだと思うしそれはそれで大いに結構なんですが、そればっかりになってると思う訳です。
ごはんがやって来たので食べる。病院の生活は規則正しい。