April 21, 2008

April 20, 2008

マイ・エレメント


ふところは狭めに。重心は低めに。字面は揃えない。
游ゴシックよりぼてっとしていなく、クニャっともしていなく、もうすこしシャキっと。

April 15, 2008

味岡伸太郎 2001

私はデジタルの時代の遥か前から、写植の時代を含めたこの15年間、私が制作に関係した書体しか使っていません。もちろん私は仮名を担当し、直接漢字の制作はしてはいないが、一応レベルのある漢字書体に適合した仮名を作ってきました。その結果、明朝・ゴシックから丸ゴシック・横太明朝まで、あまり使うことのないジャンルを含め、基本書体は自作の書体がファミリー化して揃っています。
 既成の書体が目的に合わない場合にはその都度制作することにしています。名刺の名前に使う明朝体が気にいらなければその都度書くことにしています。小町、良寛もそうして生まれました。一昨年には一冊の本の為に必要な漢字約400字を制作したし、現在も仲間と共に作る地方出版社のために一書体作ろうかと考えています。既成の書体に満足しなければ使える書体を作ればいいのではないか。そしてそれに汎用性があるのならばフォントとして販売することも可能となります。
http://www.font1000.com/mail-folda/mail-kizon-font.html

April 12, 2008

ケラリーノ・サンドロヴィッチ 2008

「他者」がいない客席は駄目だ。「他者不在」の状態は、他者(例えば俺)が観た時、大きな違和感を感じる。マギーには悪いが、後期のジョビジョバはそれが嫌で観に行く気になれなかった。ラーメンズもそう。ナイロンにもその気配がないワケではないが、まだ大丈夫だと思えるのは、ごくたまにキャラクターグッズ的なモノを物販した時に、さして売れ行きが良くないからだ。これは俺の偏見か?「なんでもいいから関連商品は買う」みたいな観客が増えるとヤバイんじゃないかと思える。「味方」しかいない客席はつまらない。もちろん「敵」しかいないのは最悪だが。

April 11, 2008

手塚治虫 1978 年

マンガはもう終わりにきている。

メジャーになって、文化になってしまった。
サブカルチャーでできていたことができなくなった。
世の中を笑い飛ばすことができなくなった。
みんなを喜ばせなければいけなくなった。

April 10, 2008

04/03/16 03:38

254 :ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:04/03/16 03:38
中島英樹もCAPにもデザインの根底には同じモノを感じるけど?
写植を経験してる感じというか。服部一成はもとは広告だから
文字やレイアウトに対する感覚がちょっと違う気がする。
たしかにCAPは賞取れてないね。gggで今展覧会やってるけどw
中島英樹とCAPの差はフォトディレクションか?
でも良く考えてみるとCAPってフォトディレクションに高い比重を置く
仕事あんまりなさそう。vogueくらい?
vogueでも写真に対してどれ位の権限持ってるのかわかんないしね。
フォトディレクション力必要とされそうな流行通信切られるの意外に早かったしな。
やっぱりCAP、ていうか藤本やすしはフォトディレクションがヘタなのか?

だれそれのブログの

「前のページ」と「次のページ」。「NEXT」と「BACK」。

どちらが過去で、どちらが未来か、咄嗟に分からなくなる。

僕らの日常では、
「前」は過去だし、「次」は未来だ。

でも、ブログシステムにとっては、
今、自分が見ているページを基点にすると、
「次」は「現在より離れる」になるし、「前」は「現在に近づく」になる。
ブログには基本的に未来はないので、
「次」は過去だし、「前」は未来だ。

ページの構造にとっての前後なのか、作者の時間軸にとっての前後なのか。

恐らく、最近のタンブラーなどでは、
「Older posts」と「Newer posts」や、「Previous post」と「Next post」という表記で、
これを解決している。
やはり、時間の概念を言葉に持たせた方が、我々にとっては分かり易い。

April 08, 2008

本明朝とMS明朝

どう見分ければいいだろうか。
少なくとも「あ」に関しては、MS明朝は本明朝に対して左に2.8°傾いている。
傾きを補正した。赤がMS明朝だ。
一画目のトメが、MS明朝ではややゆるい。
そのほかの部分についても、全般的にMS明朝はトメ、ハネにメリハリがなく、本明朝はある。
「こ」をみてみる。


同じようにMS明朝はトメ、ハネにメリハリがなく、本明朝はある。
また、本明朝では、一画目の始端と終端、二画目の始端が切断処理されている。
MS明朝は、丸い。
また、MS明朝は、二画目がやや直線的だ。
「あ」にみられた文字の回転は、「こ」ではみられない。
リョービのゴシックは、OpenType版でかなの形が変わってしまった。
(ナウG、シリウスも変わってしまった)
WEB上にTTF版の見本が公開されていないので、比較できない。

タグ

tiddlywikiとかでタグつけてるときに、
tool
にしたのか、
tools
にしたのか分からなくて困る。

toolもtoolsも存在するようになると、どちかにまとめるのが大変で困る。

どちかにまとめたとしても、またどっちにまとめたのか忘れるので困る。

複数形にしたんだっけ?タグはいっぱいつくもんだから、ふつうは複数形にすゆよな。いや、でもこの記事いっこに対してのタグなんだとしたら、これは単数形だよな。どっちだっけか

April 03, 2008

yugo

「デザインするのがおもしろくてたまらない。
 生理的に、ずーーーっとやっていられるんですよ。
 今でも好きで好きで、趣味感覚でやっているところがあるので、
 周りの人に叱られちゃうことがあるくらいです(笑)」

中村さんが楽しそうにウェブの説明をしてくださる姿を前に、
「好きこそものの上手なれ」って本当にそうなのだな、と思う。
ウェブデザインの道を本格的に歩み始めて10年も経っていないのに
すでにウェブデザインで世界中から注目を集めている底力は、
きっと、その「好き」から来ているのだ。

中村さんは、大学院まで建築を学び、その後、建築事務所に勤めていたのだが、
仕事を始めてしばらくすると「自分のやりたいこととは違う」と思い始める。
その当時の自分を「ダメサラリーマンだった」と言い切る。
勤務時間以外の時間に生き甲斐を求め始め、
趣味の延長で、もとから好きだったウェブデザインを独自に始める。
その後、一念発起、
サラリーマンを辞め、ウェブデザイナーの道を歩み始めたのだ。
そもそも、学生時代から夢見てきた建築の道をすべて捨てよう、
と思い切ること自体、きっと勇気のいることだったろう。
それに、いくら好きだからといって、
ウェブデザインで必ず成功するという保証もない。
迷いはすごくあったという中村さんだが、
その決断は、ある日突然できたと言う。

「ウェブの世界に趣味レベルで関わりはじめて、
 会社が終わったあとや週末に色々作っていたんですけど。
 そっちのほうがすごく面白くなって、
 だんだん趣味と仕事の重みが逆転してきたんですよね。
 なんて言うのかな、
 仕事をしている時間、本業の仕事をしている時間がだんだん、
 もったいない時間のように思えてくる時期があって。
 『あれ、なんで俺、こんな今の仕事をもったいない時間とか
 思っているんだろう』と。
 今やっていることが本来の自分の時間じゃない気がしてきて、
 自分の本能というか、やりたいことにちょっと忠実にやってみようと、
 もったいないと思った瞬間に、決断したんですね。
 次の日から、そういう方向に向けて動きだしました」
http://www.nhk.or.jp/professional-blog/100/7865.html