August 20, 2007

質感

世の中のものの殆どは質感で決まっていると思う。とくに第一の印象では、質感ぐらいしかわからないだろう。まっさきに記憶に残るのも質感だ。

人なら声質と喋り方と、服とか仕草とか、まあムード。何を喋ったかなんて重要ではない。音楽も絵画も広告も書体も、対象において最重要は質感、と言いたい。それ以外はその後、質感を把握した後。

なんというか、それなのに、質感は社会で軽視されすぎていると、質感の経済学は発展していないし、うちの会社で言ったって、それを扱うのは一仕事にせいぜい一人だと、そういうことです

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