May 19, 2009

キャノン大分工場のベテラン請負労働者 2009.5

「どちらも責任を取りたくないから、交渉は平行線。するとどうするか。明らかな不良品はどちらかが責任を取るが、グレーゾーンの製品については通してしまうことが起こりがちになる」

不良品が多数発生すれば、その原因がキヤノンの用意した部材の品質にあるのか、それとも請負側の使い方にあるのか、両者の間で責任の所在を問う交渉が行われる。請負側が過失を認めれば、不良在庫の費用を負う立場となるために、グレー不良は市場に出回ってしまうのだ。

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